MATE 大学

c-file

私たちは最新パッケージを GitHub で発表できてうれしく思います。

MATE 大学は、あらゆるレベルの開発者 (初心者を含む) を対象に、新しいパネルアプレット、Caja (ファイルマネージャ) 拡張、Pluma (テキストエディタ)、Eye of MATE (画像ビューア) プラグインなどの開発方法を習得し、すでに強力な MATE デスクトップ体験の拡張を目的としています。新しい MATE アプリケーションのためのスプリングボードとして使用する、シンプルでコメントの多いコード、makefiles 、およびヒントが用意されています。

mate-notification-daemon への変更

mate-notification-daemonMATE 1.6 の新機能で、ユーザーはどのモニターに通知を表示するか選択可能になりました。現在の動作では、現在アクティブな(ポインタがある)モニターにのみ通知が表示されます。動作のデフォルトは以前と同じですが、ユーザーは dconf-editor で “use-active-monitor” キーと “monitor-number” キーを変更して設定を変更したり、mate-notification-properties を実行して GUI で設定を編集することができます。

以下は、mate-notification-properties のスクリーンショットで、アクティブモニタに通知を表示する設定です。「アクティブモニターを使う」が選択されていることに注意してください。これによって、モニタを選択するためのコンボボックスが無効になります。

active

次のスクリーンショットは、特定のモニターに表示される通知に対して設定された mate-notification-properties です。「アクティブモニターを使う」が選択されていないことに注意してください。これによって、有効にしたいモニターの選択用のコンボボックスが使用可能となります。図のモニター番号は 2 に設定されています。カウントは 1 からでなくて 0 から開始されるので、これで 3 番目のモニターに表示されます。

monitor

First Colo に感謝します!

FirstColo

FirstColo は、ドイツで最新のデータセンタを運営しており、企業内のワークステーションを MATE デスクトップへ移行する計画をしています。FirstColo より、MATE を支援する目的で新しい専用サーバを寄贈していただきました。

この素晴らしいニュースのことでは、チームのメンバー全員が Martin Verges さんとそのスタッフに感謝します!

Fedora 用の MATE パッケージリポジトリ

私たちは現在、ユーザーに正式な Fedora パッケージリのリポジトリを使用するようにお願いしています。このリポジトリの使用方法については、Fedora インストールガイド を参照してください。

MATE の Fedora への正式な組み入れに関する詳細については、以下を参照してください。

Fedoraに MATE をインストールすることに関して質問がある場合は、私たちの#fedora-mate IRC channel へ参加してください。あるいは MATE に関する一般的な質問は、#mate IRC channel へ参加してください。

MATE 1.4 リリース

MATE チームは MATE 1.4 のリリースが発表できて誇りに思います。

このリリースでの主な変更点と改善点は、次のとおりです。

  • 多数の不具合を修正
  • mate-keyringlibmatekeyring のバックエンドが更新され、適切に統合されるようになりました。
  • caja-dropbox パッケージが利用可能に
  • mate-notification-daemon に新しいテーマを追加
  • indicator-applet-session を削除
  • Bluetooth によるファイル共有が可能に
  • marco でコンポーズが有効になっている場合、高速な alt-tab キー使用のオプションを追加
  • mate-icon-theme-faenza が利用可能に
  • mate-character-map が利用可能に
  • mate-screensaverGDM のユーザ切り替えをサポートするようになりました。
  • mate-desktop about dialog から nyancat を削除
  • libwncklibmatewnck としてフォーク
  • Caja の改善:
    • テキストベースの場所バー用にトグルボタンを復元
    • Enter キーと Space キーを使用して、場所側ペインでブックマークを開けるようになりました。
    • ファイルの競合ダイアログで、ファイル間の差異を取得するボタンを追加

MATE 1.2 リリース

MATE チームは、MATE 1.2 のリリースを公表できて誇りに思います。このリリースは、1.0 版および 1.1 開発版のリリース以来の大きな前進です。MATE はこれまで以上に安定しており、より多くのアプリケーション、アプレット、バックエンドをサポートします。

MATE 1.2

このリリースでの主な変更点と改善点は、次のとおりです。

  • 多数のバグ修正
  • GNOME との競合をすべて修正
  • すべての構成ファイルを ~/.config/mate へ移動
  • Caja に 元に戻す/繰返す という機能を追加
  • Libmate の mate-open コマンドでアプリケーションがもっと素早く開きます。
  • MATE 設定デーモンが PulseAudio と GStreamer のバックエンドをサポートするようになりました。
  • 新規アプリケーション: mozo (Alacarte のフォーク), python-caja, caja-gksu, caja-image-converter
  • アートワーク
    • GNOME との競合を避けるため、MATE 用各種テーマの名前が変更されました。
    • 新しい MATE 壁紙が追加されました。
    • MATE に独自のアイコンが追加されました。

不具合報告に関して

私たちは現在、Perberos のサイトではなく、mate-desktop project on GitHub を通じて、私たちのすべての問題を処理すようなプロセスに切り替えています。理由は簡単です。もし Perberos が不在の場合、他の開発者には対処する手段がありません。これは少し混乱を引き起こします。

今では、バグを報告する際は、問題を報告すべき正しい GitHub リポジトリを選択する必要があります。このやり方は非常に簡単です。もし mate-panel にバグがある場合には、mate-panel の問題追跡ツールでそれを提出してください。

今後は Perberos のサイトで問題追跡を監視することはありませんので、そちらで新しいバグ報告するのはご遠慮ください。

ご協力よろしくお願いします。

新しい Wiki サイトやその他のお知らせ

私たちは最近、[GitHub]のWiki(https://github.com/) から、wiki.mate-desktop.org で利用可能となった、私たち自身の Wiki へと切り替えました。これからは、この Wiki を参照してください。もちろん誰からの投稿でも歓迎します。

まだ気付いていない方は、github で問題を報告することができます。現時点では、バグ報告に関して利用できるのはこれだけですが、バグ追跡ツールを開発中です。 できあがったときには、ここでお知らせします。

私たちは Mate フォーラムを将来設置する計画も持っていますが、それは未だ非常に初期の段階にあります。

DebianUbuntuLinux Mint は tridex のリポジトリを使って私たちのパッケージ 1.1.x 開発ブランチにアクセスできます。詳細については、Wiki のダウンロードページ をご覧ください。Linux Mint はまた、そのリポジトリに 1.0.x リリースパッケージを持っています。もし誰かがまだ Amanas の PPA を使っているのなら、それはもはやサポートされていません。残りの 1.1.x リリースは tridex のリポジトリでホストされます。今後のリリース (例: 1.2.0) はここでホストされます。

私たちは、openSUSE 向けのパーケージ化が始まったことを誇りに思います。より多くの情報が得られたら、それを私たちの Wiki に追加して発表します。

最後に、私たちは何人かの個人に私たちのIRCチャンネル に参加してもらって、Gentoo では MATE 用がビルドされるかについて尋ねました。そういうことなので、私たちはこれらをセットアップしてくださる方を探しています。

素敵な休暇をお過ごしください。Mate チームより。

MATE デスクトップのご紹介

MATE デスクトップ環境へようこそ!

Gnome 2 は最も人気のある Linux デスクトップでしたが、もう入手できません… MATE はあなたにそれと同様なデスクトップを提供します :)

Perberos は当初、Gnome 2 をフォークしてそのプロジェクトを MATE と名付けました。ユーザーや開発者は、MATEArch Linux 上で動作させることに成功しています。それが好評を得たので、Perberos は MATEDebian 上でのコンパイルを容易にしました。

Stefano KarapetsasClement Lefebvre はその後このプロジェクトに参加し、Debian と Linux Mint 向けにパッケージ化しました。MATE デスクトップは Linux Mint 12 で大きく取り上げられ、急速に勢いを増しています。

私たちの最優先事項は、MATE を改善し、Gnome 2.32 と同等の機能と安定性を実現することです。私たちは、Gnome 2 用に開発されたテーマ、アプレット、アプリケーションを移植し、開発者等がこの新しいデスクトップにアプリケーションを移植するのを支援します。


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